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メンバーイラスト制作インタビュー「密着!アニマルポリス24時!ガチャ」

Colorful PaletteがSEGAと協業で贈る「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」では、周期的にイベントにあわせたガチャが開催されています。
今回は2023年12月に開催された「密着!アニマルポリス24時!ガチャ」 のメンバーイラストについて、制作を担当したイラストチームにインタビューしました。
 
※一部イベントストーリーの内容が含まれています。未読の方はご注意ください。

▼前回の記事をまだご覧になってない方は是非こちらもご覧ください。

チーム紹介

コンセプト・構図

ー今回の「密着!アニマルポリス24時!ガチャ」の特訓後イラストのコンセプトはどのように決まったのでしょうか?

今回のイベントストーリーでは、みのりと志歩が飼育員の職場体験に参加する様子が描かれていました。そこからインスピレーションを得て、動物と人間が共生しているファンタジーな世界観や、動物と関わる皆の様子を可愛く魅力的に描きたいと思い、制作にあたりました。
また、イベントストーリーでアルマジロを捕獲するために奮闘していた姿とリンクさせ、みのり、志歩、ルカさんが警察官として町の治安を守るシチュエーションです。
全体的に明るい色味や楽しそうなオブジェクトを配置することで、ポップで可愛い世界観を表現しています。

みのりは、特訓前のイラストで“アルマジロ捕獲”のために奔走していた様子とリンクさせて、警察官として一生懸命頑張る姿を描きたいと思いました。レッサーパンダたちの仲裁に入ったものの、ポーズの意味が分からず困惑してしまうみのり。彼女の「どうにかしなきゃ」という健気さや、“どこか抜けている可愛さ”が引き立つ構図や色合いを意識して制作しました。

交通整理を担当する志歩は、登園中の子ガモたちを見守っています。穏やかな雰囲気の1枚になるよう、子ガモたちのそれぞれの表情や、町のデフォルメ具合を模索しました。志歩の珍しく戸惑った仕草や、ときめきを隠しきれない表情に、普段はクールな印象の彼女とのギャップを感じていただけるのではないでしょうか。

ルカさんは、イベントストーリーで“アルマジロ捕獲”に向けて、みのりに的確な指示を出していました。そんな彼女の様子から連想し、イラストでも「先輩警察官」を想像させる頼もしさや大人っぽいかっこよさを感じていただきたいと思いました。たくさんの警察官を率いて、ヘッドライトの光を浴びながら余裕溢れる表情を浮かべる彼女からは、ベテランの風格が感じられます。

衣装

ー今回は警察官の制服をベースにしているんですね。みどころはどんなところでしょうか?

「動物×警察官」というテーマでデザインを詰めていきながら、コミカルなイベントストーリーに合わせ、衣装も可愛らしくポップな印象になるよう制作しました。特徴的なシルエットの耳で動物らしさを演出しつつ、警察官らしいアイテムとして手錠や警棒といったアイテムを身に着けています。

みのりは、警察官の制服をベースに、“レッサーパンダ”の要素をかけ合わせました。新米警察官のようなフレッシュさを感じられるよう、半袖のワイシャツを着用し、リボン結びにしたネクタイやスカートのフリルの装飾で、可愛く元気な装いです。手足には動物らしさを前面に出したモフモフとしたアイテムを身に着けています。

志歩は、“ユキヒョウ”の要素を取り入れて、普段の彼女のクールさと、今回のイベントストーリーで見せた可愛らしさを兼ね合わせた衣装にしたいと思いました。ヘッドセットやベスト、サポーターを身に着けることで、特殊部隊を思わせるかっこよさを演出しています。ヘッドセットを猫耳にしたり、首元に鈴をつけることで猫科らしい可愛さをプラスしました。

ルカさんは、スタイリッシュな雰囲気を目指し、“シマウマ”の要素を取り入れています。新米警察官のようなみのりの衣装と対になる、ベテラン警察官を思わせる衣装にしたいと思いました。大人っぽい印象になるよう、ワンピースタイプの制服を採用しています。モフモフとした要素は他の2人よりも少なくし、代わりにシマウマの特徴的な柄を襟や靴下に取り入れることで動物らしさを表現しました。

背景

ー今回はポップな雰囲気の背景に仕上がっていますね。どんなところが見どころでしょうか?

全体のコンセプトに合わせて、背景も「動物と人間が共生している世界」ということが細部から感じられるものにしたいと思いました。それぞれの街ごとに、その動物にあわせた特徴を描いたり、仕掛けを施していますので、細かい部分まで注目してもらえると新しい発見があるかもしれません。普段とはまた一味違う雰囲気の、デフォルメされた可愛い雰囲気の街並みにワクワクしてもらえたら幸いです。

みのりの背景には、交番を中心とした街並みを描きました。人間と動物が共生している様子を表現するため、建物の造りやアイテムのサイズ感にこだわっています。ポスターや看板などの細かい部分にも仕掛けを施していますので、レッサーパンダたちの暮らしを想像しながら、楽しんで探してみてもらえると嬉しいです。

志歩がいるのは鳥類が住んでいる地域のため、小さくて可愛い街並みを表現すべく、丸いフォルム感を大切に描きました。交通整理しているシチュエーションに合わせて、都会すぎず、自然が多くてのどかな街並みをイメージしています。空や緑を絵本のようなタッチで表現することで、ほのぼのとした雰囲気を演出しました。

ルカさんは、犯人を波止場に追い詰めるシチュエーションに合わせた“シリアスさ”と、この世界観に合わせた“キャッチーさ”の塩梅を模索しました。倉庫街のダークな雰囲気や、たくさんのパトカーやヘリコプターを描くことでかっこよさを演出しながら、随所のデザインにはハートを用いたりデフォルメされたアイコンを用いることで可愛らしさを残しています。

さいごに

ー今回のイラストを描き上げるにあたり、特に大切にしたことを教えてください。

今回は人間と動物が共生しているワクワクする世界観を大切に描きたいと思い、イラスト1枚1枚にそれぞれストーリーを感じて頂けるように制作しました。その世界に住んでいる動物たちの暮らしや、イラスト同士のつながりを想像しながら見て頂けたら嬉しいです。また、動物と触れあったからならではの表情を見せたみんなのギャップにも注目してもらえればと思います。

引き続きプロジェクトセカイをどうぞ宜しくお願いいたします。



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