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“ジョインした今、インターン期間を振り返って”カラパレインターン参加者インタビュー

Colorful Paletteでは、現場メンバーと一緒にものづくりを体験することができるインターンシップを行っております。
今回は実際にインターンを経て正式にカラパレにジョインすることになったメンバーに、インターンを受けるに至った経緯や、現在の働き方について取材しました!

【Colorful Paletteのインターンシップとは?】
Colorful Paletteでは、イラストレーター・シナリオライター・ゲームプランナー・プロモプランナーの4職種のインターンシップを実施中です。
「ファンに喜んでいただくものづくり」という考え方を軸に、それぞれの職種の仕事を体験いただきます。
インターンを通じて、「ゲーム会社ではどんな風に働くのだろう?」「Colorful Paletteはどんな雰囲気なんだろう?」といった疑問を解消しながら、現場クリエイターからのフィードバックを通じて、皆さんの学びにつながればという思いで実施しています。

▼詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。

メンバー紹介

Hさん:
高校時代は日本画を学び、大学時代にはデジタルイラストを専攻。大学時代から創作活動に打ち込み、在学中にフリーランスとしてイラスト制作の仕事に従事。大学三年生の時にカラパレインターンを経験し、2024年よりイラストレーターとして新卒入社。

Mさん:大学時代は文学部で日本語学を専攻。その後、「ものを書く仕事をしたい」という思いから、シナリオライターを目指しColorful Paletteへ応募。インターンを経て、2023年よりシナリオライターとしてジョイン。

好きなゲームで、「ものづくり」に携わりたい。カラパレインターンに応募を決めた理由。

ー本日は宜しくお願いします!早速ですが、お2人がインターンに参加した経緯を教えてください。

Hさん:
私は応募時には就職活動中の学生でしたが、気持ちとしてはフリーランスとして働くのもいいなと考えていたんです。でももし会社で働くのなら、好きなゲーム作品で、かつ絵に全力で取り組める環境で働きたいと思っていました。実はColorful Paletteがリリースしている『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下、プロセカ)』は一番好きなゲームで……働くなら絶対ここで働きたい!と思い、応募を決めました。

Mさん:
私も「プロセカ」をプレイしており、もしライターになれたならこういう物語を書きたい、と思っていました。Colorful Paletteの採用サイトを見に行ったところ、インターンを募集しており“これはチャンスだ”と思ったのがきっかけです。
また、同時期にColorful Palette主催の【ストーリーコンテスト】という短編ストーリーを募集するコンテストがあって、それにも応募していました。そのコンテストで最終選考に残らせてもらった、というのも今回の採用応募の後押しになりましたね。

イラストとシナリオ。オンラインとオフライン。それぞれのインターンの違い。

ー続いて、お2人が参加したインターンのプログラムについて教えてください。

Hさん:
私はイラストのインターンだったのですが、私が受けた時のプログラムはオンラインとオフラインのそれぞれ5日間、計2週間のプログラムでした。どちらもプロセカのカードイラストを想定した構図ラフの制作です。毎日現場のイラストレーターさんたちにフィードバックをいただき、実装されているレベルのクオリティを目指して制作をしていきました。

Mさん:
私はほぼオンラインでの参加だったんですが、オンラインとオフラインでは何か違いはあったんですか?

Hさん:
そうですね、最初のオンラインではキャラクターの指定などはなく、「こんなイラストがあったらいいな」という自分の想像をもとにした制作でした。オフラインの方はもう少し明確に課題が設定されていて、「実際にリリースされている★2カードを★3カードのクオリティに昇格させる」という課題でしたね。
シナリオの方はどうでしたか?

Mさん:
シナリオのインターンは、ざっくりとまとめると、「キャラクター感をインプットし、その後短編ストーリーを執筆する」というプログラムでした。現場のシナリオライターさんにフィードバックをいただいて、リリースクオリティを目指して原稿の精度を高めていく……このあたりはイラストと目指す部分は同じですね。

※インターン内容や日程は業務状況や適性によって変更になる可能性があります。


緊張と期待。インターン参加時の思いは。

ーインターンに参加した当初は、どんな気持ちでしたか?

Mさん:
私はとにかく緊張していました。自分が見る側だったものを、本当に自分が書くのか……それを実際のシナリオライターさんにみてもらうのかと……。また、フィードバックを人にもらいながら何かを執筆すること自体初めてで、この先が想像ができませんでした。

Hさん:
私はどちらかというと楽しい気持ちが一番勝っていたかもしれません。「自分の好きなこのゲームへの、キャラクターへの愛を、伝えられるいい機会だ!」と思い、ワクワクしていましたね

ーなるほど。お2人の当初の感情は真逆だったんですね。インターンの中で、その気持ちに変化はありましたか?

Mさん:
フィードバックをもらうのは、本当に怖くてドキドキしていたのですが、実際にもらったものを見たら「こういう部分をブラッシュアップしたらもっと良くなる」「このキャラクターはこういう風に考えるんじゃない?」といったフラットなアドバイスばかりでした。インターン生のものにも関わらず、自分の書いたシナリオをまっすぐに見てくれてるんだなと思って嬉しかったです。

Hさん:
インターン中の楽しい気持ちに変化はありませんでしたが、先輩方のフィードバック内容からこだわりのすごさを感じ驚かされました。ポーズひとつ取っても、指先の力の入れ方、ちょっとした表情の違い、腕の伸ばし方、脚の角度……ちょっとの違いで、見え方が大きく変わってくる。それを丁寧に教えてもらえることが本当に有難かったし、ここまでこだわってイラストをつくれる環境はいいな、と益々気持ちは高まりました。

ーお2人ともインターン中にたくさんのフィードバックをもらったんですね。
 フィードバックを受けてどんなことを感じましたか?

Mさん:
初めて書いた短編ストーリーで受けたフィードバックは、印象的でしたね。プロットは元々出来上がってるものをいただいて、それを元に私が本文を制作したのですが……プロットを忠実に守ろうとしたことで、キャラクターの感情がチグハグになってしまったんです。その時に「キャラクターの感情が一番大事。それを守るためならプロットから多少は外れてしまってもいい」とアドバイスをもらいました。キャラクターの魅力を描くことにとても重きを置いていて、それ以外の部分は柔軟につくっていたのが、印象的でした。

Hさん:
普段自分1人で描いていると、苦手な構図は「これは難しいからやめよう」って選択肢から排除して、逃げてしまうことがあります。課題でも、無意識のうちに得意な構図で描いてしまったんですが、ある時「このキャラクターだったらこっちの方が魅力的じゃない?」ってフィードバックをいただいて……それを受けて、普段だと選択肢から外してしまう構図にも、その時に挑戦しました。実際描いてみたら、その構図の方が圧倒的に魅力的で、「ああチームでつくるってこういうことなんだな」と思ったのを覚えています。

インターンに参加して肌で感じた、現場のこだわり。

ーインターンに参加して、大変だったことはありますか?

Mさん:
インプットの量が多かったのは、シンプルに大変でした。これまではファンとして、ゲームのシナリオを追いかけていましたが、それでは全然足りなかったですね。ファンとしてのインプットと、ライターとしてのインプットは全く別物でした。

Hさん:
ライターとしてのインプットは、例えばどんなところを意識するんですか?

Mさん:
そうですね、例えばキャラクターたちがどんな関わりを経て、どんな風に成長してきたのか物語の中でキャラクターの感情はちゃんとひとつなぎになっているか。そういったことに注目しながらストーリーを追っていきます。キャラクターたちにはそれぞれに、これまでの歩みや紡いだ関係性があって今の姿があるので、彼女たちの歩んだ道筋や感情を取りこぼさずに自分の中に落とし込んで、魅力を伝えていく必要があります。それを全キャラクター分やるのが大変でしたね。イラストはどうでしたか?

Hさん:
イラストチームのみなさんは、構図や画角、配置する小物、ポーズひとつとっても、表情から指の先までそのキャラクターが一番魅力的になる絵づくりを目指していました。このこだわりのすごさを肌で感じるとともに、ここまで考え抜いて一枚のイラストを描くという経験がなかったので、最初は試行錯誤しましたね。

ーなるほど。戸惑うこともあったのですね。反対に、インターンに参加して良かったことはなんでしょうか?

Mさん:
私は「ゲーム業界」について詳しいわけではなかったので、どういう業界なのか、どんな雰囲気で働いているのか、というのを知ることができたことが大きかったです。インターンを通してColorful Palette自体の雰囲気を知ることができたのも良かったですね。

Hさん:
私は、自分一人で描いてるだけでは気付けなかった絵の表現や視点が勉強になりました。あとはMさんの話とも重なりますが、Colorful Paletteの雰囲気を感じる事ができたのも良かったです。先輩方の雰囲気とか、現場の熱意っていうのは、生で参加してみないと分からないと思うので…。ネット上の情報とのギャップはないか?自分は本当にここで働きたいか?というすり合わせができたのが有難いですね。

ジョインした今、思うことは?

ーお2人はインターンを経て、現在メンバーとしてジョインしてくれてますが、実際現場に入ってみてどうでしたか?

Hさん:
インターン中にはチャットツールで皆さんがイラストにいっぱい「かわいい!」のスタンプをくれたり、フィードバックの中にたくさんのこだわりが見えたり、温かくて良い環境だなと思ってました。ただやっぱりインターンだと少し取り繕ってたりとかあるのかな?って思ってたんですけど、入社後もインターン中に感じた空気感がそのままで、良い意味で驚きました(笑)

Mさん:
仕事内容的にも、特に困惑することなく現場に入っていけたなと感じます。実際の業務のワークフローと変わらない形でインターンをさせてもらってたので、入社後もスムーズに仕事に入れました。

ー最後に、これからインターンを受ける方へのメッセージをお願いします。

Mさん:
もし少しでもやりたいという気持ちがあって迷ってる方がいるなら、やってみて損になることはないので応募してみたらいいんじゃないかなと思います。あくまでインターンなので、応募した先にも色んな選択肢があります。もしここが合わなかったら別の道を探せばいいし、「合わなかった」と分かることも大きな一歩ではないかなと思うので。

Hさん:
私も同意見です。あと、インターンに参加するだけでもたくさんの刺激が受けられると思うので、最高のものづくりをしたい!という思いのある方はぜひ思い切って応募して、現場の雰囲気を感じてもらえたらいいなと思います。

Mさん:
そうですね。実際に最前線で活躍するクリエイターの人たちに作品を見てもらって、ブラッシュアップを重ねていくという経験は、確実に自分がクリエイターとして成長できる機会になるはずです。「やってみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ応募してみてください!


以上、今回は実際にインターンに参加したメンバーに、インターンを受けるに至った経緯や、参加してみての感想をお話いただきました。
Colorful Paletteでは引き続きインターンシップや、会社説明会も随時実施しております。「一緒にいいものをつくりたい」という思いのある方、「新しいことにどんどんチャレンジしたい」という思いのある方と、ぜひ一緒に働けると嬉しく思います。

また、今後高校生の方を対象としたインターンシップの開催も検討中です。ぜひゲーム業界のクリエイターの仕事について、幅広い方に知っていただく機会になれば幸いです。ぜひご応募をお待ちしております。


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