メンバーイラスト制作インタビュー「Fly to the future!!ガチャ」
Colorful PaletteがSEGAと協業で贈る「プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク」では、周期的にイベントにあわせたガチャが開催されています。
今回は2022年11月に開催された「Fly to the future!!ガチャ」のメンバーイラストについて、制作を担当したイラストチームにインタビューしました。
※一部イベントストーリーの内容が含まれています。未読の方はご注意ください。
▼前回の記事をまだご覧になってない方は是非こちらもご覧ください。
チーム紹介
コンセプト・構図
ー「Fly to the future!!ガチャ」の特訓後イラストのコンセプトはどのように決まったのでしょうか？
今回のイベントストーリーでは、モモジャンのみんながこれまで以上に大きな目標に向かって、一歩踏み出す決意をします。彼女たちの高みを目指す様子や、イベントで実装された楽曲「フロート・プランナー」の歌詞から“空に関する仕事”を連想し、コンセプトを詰めていきました。彼女たちの前向きで明るい姿を表現したく、カラフルな色味を使って明るく楽しげなイラストになるように仕上げています。
遥は、今回のストーリーでファンの気持ちに寄り添うことを大切にしていました。そんな遥の気持ちを反映したいと思い、乗客に寄り添うキャビンアテンダントとして、優しく微笑みながらアナウンスする様子を描きました。キャビンアテンダントのイメージから、いつも以上に大人っぽい表情や優雅な仕草を見せる彼女に注目してもらえたら嬉しいです。
愛莉は、パイロットとして広い世界を飛び回るイメージで制作しました。パイロットらしい仕草に加えて、愛莉の明るさや活発さが伝わるポージングにしています。どこか自信を感じるパワフルな笑顔からは、「みんなと一緒だったらどんな大きい夢にもきっと手が届くはず」という愛莉の前向きな思いが感じられます。
MEIKOさんは、皆をまとめる先輩キャビンアテンダントをイメージして制作しています。窓の外にモモジャンのみんなを連想させるカラフルな飛行機が止まっているのは、皆の旅立ちを温かく見守ろうとするMEIKOさんの気持ちが表れているのかもしれません。
衣装
ー今回の衣装は共通したポイントがありながらも、それぞれ違った雰囲気の衣装に仕上がっていますね。どのようにデザインされたのか聞かせてください。
今回のイベントで実装された楽曲「フロート・プランナー」の歌詞から着想を得ました。「パッとする明日へ飛びたい」や「真っ白なオモイを乗せれば」、「もっともっと高く」といったフレーズから連想し、パイロットやキャビンアテンダントといった空に関する仕事の制服をベースにして制作しています。“制服”ということで袖の折り返しやボトムのプリーツといった部分など、お揃いの要素も取り入れました。スカーフも色違いで同じものを身に着けていますが、巻き方のアレンジで個性を出しています。
遥はキャビンアテンダントの制服をベースに、ワンピーススタイルに仕立てました。かっちりとした雰囲気ながらも、ヘアピンやロングブーツというアイテムを身につけることで可愛らしさをプラスしています。髪型は遥のしっかりした印象を引き立たせられるように後ろで一つにまとめ、大人っぽい魅力を演出しました。
愛莉はパイロットの制服をベースにしつつ、ショートパンツやハイソックスを採用することで、愛莉の元気な印象を残しました。操縦時に邪魔にならないよう、三つ編みでふんわりとまとめたヘアスタイルにしています。
MEIKOさんもキャビンアテンダントの制服がベースになっていますが、ジャケットやタイトスカートを採用することで、彼女の大人っぽい魅力が引き立つように仕立てました。髪型はMEIKOさんのショートヘアのイメージは保ったまま、緩くウェーブをかけることで軽やかさをプラスしています。
背景
ー今回の背景にはさまざまなアイテムが散りばめられていますね。見どころを教えてください。
今回は目標に向けて進んでいくモモジャンのみんなの様子や、実装された楽曲「フロート・プランナー」の楽しげな曲調を反映し、賑やかで明るい雰囲気の背景にしたいと思いました。遥と愛莉のイラストはコラージュ表現を用いて、ポップさや賑やかさを重視した背景に。MEIKOさんとイベントで入手できるみのりのイラストは、色使いにこだわることで明るさや希望を感じられる情景を描いています。
遥のイラストは、機内の様子や様々な場所を旅する様子をコラージュで表現しています。機内無線をカラフルな色使いで描いたり、滑走路をマスキングテープで表現することで、無機質に感じられるアイテムにもモモジャンらしいかわいさが感じられるようにデザインしました。
愛莉はパイロットとして、世界の様々な国をまわるイメージでコラージュを制作しました。愛莉の周りを揃って飛ぶ飛行機は、モモジャンのみんなとどこまでも一緒に進んでいく様子をイメージして描いています。
MEIKOさんは、床のクローバーやアイテムをカラフルに描くことで、爽やかでありつつも賑やかで明るい印象になるように制作しています。周りの座席には、これからの旅立ちへのワクワクした感情が伝わってくるような、さまざまな人の想いを連想させるアイテムが置かれています。
さいごに
ー今回のイラストを描き上げるにあたり、特に大切にしたことを教えてください。
今回のストーリーでは、モモジャンのみんなが自分たちの目指すものについて改めて考え、悩み、決断する様子が描かれていました。その部分を印象的に見せたく、今よりももっともっと高く跳ぼうと頑張る彼女たちの姿をしっかり描きたい、応援したい、という思いで制作にあたりました。大きな目標を掲げ羽ばたくモモジャンのみんなを、これからも一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
引き続きプロジェクトセカイをどうぞ宜しくお願いいたします。
