“ドラマを描く” プロセカのイラストチームが大切にしていること
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“ドラマを描く” プロセカのイラストチームが大切にしていること

こんにちは、カラパレ広報ライターのおたまです!
今回は、カラフルパレットのクリエイティブセクション全体を牽引する役員 兼 アートディレクターの飯塚にインタビューしました!
ファンの心を動かす絵作りの秘密をたくさんお話しいただきましたので、是非最後までご覧になってください♪

<プロフィール>
飯塚 昂平(株式会社Colorful Palette 取締役 兼 アートディレクター)
アニメーションの専門学校を卒業後、スマートフォンゲーム会社を経て、2018年に株式会社Colorful Paletteにジョイン。
アートディレクターとして「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のクリエイティブを牽引。2020年9月に取締役に就任。

1.キャラクターの魅力を引き出すことに徹する

プロセカ1周年、おめでとうございます。リリースからずっと、プロセカのイラストに向けたファンからの熱量の高いコメントがとても多いですね。それらをつくるイラストチームとして、具体的にどういった点にこだわって制作しているんでしょうか。

ありがとうございます。ツイッターでもトレンド入りすることが多く、ファンの皆さんが喜んだり楽しんでくれているコメントが見られて、クリエイター冥利に尽きます。
「こだわり」について言い出せばキリはないんですが、一括りに表現するとしたら、「キャラクター本来の魅力を最大限に引き出すこと」でしょうか。

そのためにまず、描き手である僕たちがキャラクター本来の魅力に没入するというプロセスが大切だと考えていて、その没入感の中で見えてくるキャラクターの数ある魅力の中から、今回はどこにスポットライトを当てるのがベストかを議論し、模索していきます。

こういったプロセスを経た上で、キャラクター本来の魅力を表現できるよう、仕掛けられるものはすべて仕掛けるというスタンスで向き合っています。

特に、「“ドラマ”を描く」という意識を強く持つようにしていて、イラストの構図や表情、小物など、すべてを利用して、キャラクターの心情やその背景にある物語を想像できるような絵作りを心がけています。
細部にこだわることで、見れば見るほど新しい発見があるような、何度見ても楽しんでもらえるような、そんな体験づくりを大切にしていますね。

イラストチームでは「プロセカのキャラクターは本当に魅力的である」という確信を持っています。ライター陣を含むプロジェクトの仲間を信頼していますしね。
だからこそ僕らは「その魅力を最大限引き出す表現をすること」がミッションだと考えています。
そのためにできることはたとえ非効率だとしても、すべて大切なプロセスと捉えて愚直に向き合っていますね。

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キャラの魅力を信じているからこそ、そこをどう表現するかに集中されているんですね。チームとしては具体的にどういったことを大切にされているんでしょう。

「意見を出し切る」「“ファンとして”どう感じるかを大切にする」「常識を忘れる」の3点はチームとして意識的にやっていますね。

チームの試み①「意見を出し切る」
そもそも僕たちは、一人ではできないことを実現するために、チームでゲームをつくっているわけですから、意見を出し合い、議論することをとても大切にしています。
どこをどう切り取り、どう表現すれば、このストーリーにおけるキャラクターの心情を伝えることができるのか、「このキャラクターならこう動く」など、あーでもない、こーでもないと意見をぶつけ合っています。

イラストチームの議論では、「全員が意見を出し切ること」を大切にしているのが特徴かもしれません。
自分では重要な意見とは感じていなくても、言ってみた結果、絵を魅力的にする上でとてもインパクトのある意見になったということは多々あります。

絵を魅力的にするための可能性をすべて出し切るというプロセスを経ることで、絵のクオリティも高まりますし、数ある可能性の中から選んだという事実から、強い納得感を持って絵を描くことにも繋がり、あとから「ああしていればよかった」と後悔することもなくなります。

そのため、イラストチームでは主観でもいいから、とにかく意見を全部出し切る、ということを心がけています。

すべての可能性を出し切るからこそ、クオリティを高めることができるんですね。そしてその意見は主観でも構わないと...?

チームの試み②「“ファンとして”どう感じるかを大切にする」
人の心を動かすものはロジックで導き出せないことも多いため、実際に自分たちが“ファンとして”どう感じるか、という主観を大切にしています。
カラフルパレット全体で「オタクであること」を大切にしているのはまさにここで、自分たちがファンであることで、ファンに感動してもらえる絵作りが実現できていると思ってます。

例えば、A案とB案で意見が分かれたときも、そのキャラを特に好きな人の一票は、とても重く考えて意思決定しています。もちろんイラストチーム内だけで議論するわけではなく、物語を生み出しているライターチームやほかセクションの意見や感覚も大切に意思決定をしています。

チームの試み③「常識を忘れること」
あと、良い絵づくりをするために意識していることがもう1つあって、それが「常識を忘れる」ということ。
今、キャラクターを売りにしたスマホゲームってたくさん市場に出回っていて、「キャラカードあるある」みたいなものが出来つつあると思うんですね。構図やレギュレーション、色使いや演出とか。

これは描き手である我々の頭に無意識に出来上がっているもので、できるだけこの常識を忘れて描くようにしています。キャラクターの魅力を引き出す表現は、常識の外にあることも多々あると思っているので、プロセカでは、魅力が伝わるアイデアであれば、同業界ではありえないことにも挑戦していこうと思っています。
これまでも、背景を全面的に見せる構図にしたり、めちゃめちゃアップにして表情にフォーカスしたり、レギュレーションにない質感を加筆したりすることもありましたね。

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「意見を出し切る」「“ファンとして”どう感じるかを大切にする」「常識を忘れる」ことを丁寧に行っていることからこそ、ファンの方に喜んでもらえるイラストが生まれるんですね。
ちなみに、どういったコメントに特に痺れるんですか?笑

んー...どのコメントも嬉しいんですが、こちらの意図が正しく届いたことがわかる考察コメントや「●●ってこんなに可愛かったの!」といったキャラクターの魅力を再発見してもらえたと実感できるコメントは、それだけ絵が魅力的だったと伝わるので、かなりアガります。笑

嬉しさが表情で伝わってきます。笑

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2.ただ描くんじゃなく、ドラマを生み出すチームづくり

ここまで考え抜いて、1枚の作品を生み出すというのは、本当に大変なことだと感じるんですが、メンバーは何に面白みややり甲斐を感じてる人が多いと思いますか?

本当に大変だと思いますし、メンバーには感謝と尊敬しかないですね。
やり甲斐みたいなところで言えば、まずはファンの方々の声が1番かと思います。とにかくファンに喜んでもらうことを考えて描いてるので、これに勝る喜びはないんじゃないかと思います。

その他の点で言えば、「生み出すことそのものの楽しさ」や「スキルアップ」に繋がっていることがあるんじゃないかなと思ってます。

プロセカで働く“やりがい” (3)

イラストチームでは、どうファンに驚きを与えるかの戦略をイベントごとに変えるようにしています。今回はストレートに魅力を表現しよう、とか、今回はコミカルに描こうとか、毎回目標があるんです。
そういったコンセプトの議論からチームみんなで行い、考えて描くことや生み出すということを実践してもらっています。

クリエイターの多くは自分で生み出すことを志す人が多いと思うので、この点に楽しさや成長感を感じてくれているんじゃないかなと思いますね。

生み出す機会と、力を高める環境があるんですね。
飯塚さんにとっての“理想のチーム像”はどういったものでしょうか?

非常にシンプルで、常にファンのことを考え抜き、その絵でファンを幸せにしようとするチームでありたいと思ってます。
今も、そういった姿勢を持った人がいるからこそ、こうして多くのファンから喜ばれるものを提供できていると思っています。しかし、まだまだできることはある。よりよい作品をつくり続けるために、よりよいチームに変化し続けないといけない、決して現状に満足してはいけないと思ってます。

具体的にはどういったことが必要そうでしょう?

同じ思いや志を持った人が集まる会社、言い換えれば、そういった人たちに選ばれる会社であり続けることですね。繰り返しになりますが、カラパレのイラストチームは生み出すことでファンに感動をつくっている人たちです。単にイラストを描くだけでなく、時には映像監督であり、時にはカメラマンや演出家でもあり、時には演者でもあります
そういった非常に希少性の高い人たちに選ばれる会社であり続けるために、組織が大きくなっても今のポリシーを大切にし続けたいと思っていますし、市場最高水準を意識した報酬で報いることも大切にしたいと思っています。

ありがとうございます。
最後まで読んでいただいた方に伝えたいことはありますか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「ファンファーストでつくる」「チームでつくる」「生み出す仕事をする」…自分で話しながら、正直、どこの企業も並べている言葉だとも感じています。

ただ、ありふれた言葉ではあるけれども、カラフルパレットはこれらを、本気で、高い水準で、実現しようとしています。もし少しでも興味をお持ちいただけた方は、一度話を聞きに来てください。

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スマートフォンアプリの企画開発を行っている株式会社Colorful Paletteの公式noteです。