【おしごとパレット】UIチーム：ゲームの世界への没入感を高める仕事
ゲーム作りには数多くの人が関わっており、それぞれの技術やアイディアをかけ合わせて1つのゲームを制作しています。
【おしごとパレット】では、そんな数あるColorful Paletteの仕事の一部を紹介していきます。今回はUIチームの仕事内容やこだわりについて取材しました。
UIとは…？
UIとはUser Interface（ユーザーインターフェイス）の略称で、ユーザーさんと製品との“接点”という意味があります。
ゲーム制作においては、画面に表示する情報を整理し、レイアウトに落とし込む作業をUIデザイナーが担当しています。例えば、画面上にあるボタンやアイコン、バナーなどはUIデザイナーの制作物の一部です。
UIチームのミッション
Colorful PaletteのUIチームのミッションは、「ユーザーさんがストレスを感じることなく、楽しくゲームを遊べる環境を作ること」です。アプリゲームの画面には様々な要素が表示されるので、遊んでくださるユーザーさんが迷わないように、直感的に分かりやすいUIをつくることを心がけています。
“どの機能にどんな改修が入ったら喜んでもらえるか“、“どんな見た目や操作であれば、ストレスなく楽しんでプレイいただけるか“というユーザーさん視点に立った感覚や思考を大切にデザインしています。
制作を行う際は「グラフィックを通して世界観を伝えること」と「ゲームの世界への没入感を高めること」を意識しています。ユーザーの皆さんに作品を長く楽しみ続けてもらうために、プレイしていてストレスを感じないような“マイナスをゼロにするデザイン“だけでなく、デザイン自体を魅力的に思ってもらえるような、“プラスのデザイン“をつくっていきたいと考えています。
UIチームの仕事内容
Colorful PaletteのUIチームの主な仕事は、大きく分類すると2種類あります。
1.新規開発やアップデートに伴うUIの設計
新規開発のゲームや既存ゲームの新機能など、新規実装される画面の設計を行います。仕様を理解し、情報を整理してデザインに落とし込む仕事です。ユーザーさんが遊びやすいと感じる状態を目指して、「どこにどういう情報を配置すると見やすいか」「どういう遷移だと直感的に遊べるか」等を模索し、より良い見た目や操作性を検討しています。ユーザーさんの目に入る全ての画面が、UIチームのデザイン範囲です。
設計はプロデューサーや企画チームから降りてきた仕様書を元に制作することもあれば、UIチームから提案することもあります。キックオフの際のアイディア出しや改善のための相談など、他チームとやりとりすることも多いです。
2.継続して開催されるイベントや追加コンテンツの素材制作
現在UIチームでは、主に下記の素材を制作しています。
・イベント・ガチャ・バーチャルライブにおけるロゴとバナー
・チアフルカーニバルイベントのグループアイコン
・バーチャルライブのテキストスタンプ
・３Dアバターや衣装のサムネイル
・楽曲ジャケット
・称号
etc…
イベントに紐づく素材や楽曲ジャケットなどは、シナリオやイベントのテーマ、楽曲の世界観などに沿って、一目で魅力が伝わるようなデザインを目指しています。
また、デザインを通じてキャラクターやストーリーをより好きになってもらえるように、ストーリーとリンクした要素を制作物に取り入れるようにしています。思わず考察したくなるようなポイントや、隠し要素を盛り込むことで、発見した時に楽しんでもらえるようなデザインになっていたら嬉しいです。
また、直近ではコネクトライブのゲーム内アイテムの作成をUIチームで行いました。
職種の範囲内に囚われず、スキルを生かして活躍の場を広げられるのがColorful Paletteの特徴です。
1日の流れ
Colorful PaletteのUIチームメンバーはどのような1日を過ごしているのか？
UIチーム・Yさんの1日の流れをご紹介します。
深掘り！メンバーインタビュー
ここからはUIチームで活躍しているYさん、Iさんのお二人にインタビューをしました。
＜プロフィール＞
Yさん
中途採用で2020年に入社。ロゴ、バナー、ジャケットといった素材作成や、メンバーへのデザインディレクションを担当。コネクトライブの開発にも関わっており、UI設計やゲーム内で使用できるライブグッズの制作を行う。
Iさん
新卒採用でサイバーエージェントグループに入社。2021年からColorful Paletteで就業。ロゴ、バナー、ジャケットといった素材作成や、UI設計を行なう。新卒入社の強みを生かして、グループ会社内の情報交換の場にも積極的に参加し、社内のノウハウ蓄積に貢献。新卒育成やインターンシップのメンターなど、後任サポートにも力を入れる。
ー現在はどのような仕事をしていますか？仕事のやりがいを教えてください。
Yさん：現在はイベントに紐づく素材であるロゴ、バナー、ジャケットなどの制作をしています。コネクトライブが開催されてからは、ゲーム内で使用できるライブグッズやパンフレットも制作するようになりました。UIデザイナーが担当する制作範囲は会社やプロジェクトによって異なるかと思いますが、私のチームでは楽曲のジャケットやゲーム内グッズなど、イラスト以外のほとんどのグラフィック要素をUIチームが制作しています。Colorful Paletteは一人一人が裁量を持って、幅広い制作物を担当することができるのが特徴的ですね。多くの制作物を担当する分、自分の制作したものへのユーザーさんからの反響を耳にする機会も多く、とても励みになっています。
Iさん：日々の業務では主にロゴ、訴求バナー、ジャケット、UI設計を行なっています。制作物ごとに担当者がいるわけではなく、さまざまな制作を同時並行で行うため、毎日タスクが異なり新鮮な気持ちで業務に携わることができています。また、私は現在開発に携わっている『プロジェクトセカイ』の世界観がとても好きで、シナリオやカードイラストに合ったデザインをつくりきれた時には、やりがいを感じます。さらにそれが世に出てユーザーさんに喜んでもらえた時はとても嬉しく、次ももっと喜んでもらえるように頑張ろう！という気持ちになり、励みになっています。
ーColorful PaletteのUIチームの特徴や強みだと思う部分を教えてください。
Yさん：制作する物量が多いため忙しい日々ですが、色々な制作に挑戦できるというのがColorful PaletteのUIチームの魅力です。煮詰まったときにはメンバーに支えてもらったり、時には手を差し伸べたりして、助け合ってものづくりをしています。コミュニケーションが活発なことに加えて、メンバー全員が「ユーザーさんに喜んでもらいたい」という共通の想いを持って制作にあたれていることもColorful Paletteの強みです。同じ目標を持ち制作にあたっているからか、意見が言いやすく、周りに相談しやすい環境が自然と作られているように感じます。部活動も盛んで共通の話題で盛り上がることも多いので、新しく入社した方も馴染みやすい雰囲気だと思います。それぞれのプライベートも大切にしてくれる風土なので、コミュニケーションが窮屈に感じることもなく、居心地よく仕事ができています。
Iさん：配属されたばかりの時、「一人一人がチームのことをよく見ているな」と感じたのが印象的でした。デザインチェックの際に、セクション関係なくメンバーが「いいね！」という声やアドバイスを下さり、とても嬉しかったのを覚えています。年次関係なく意見交換がしやすい雰囲気があり、「チーム一丸となってものづくりができる環境」が強みだと感じます。また、最近では新機能の一部の仕様を提案して採用していただいたことや、若手の声がけがきっかけでエンジニアとデザイナーの勉強会が開かれたことがありました。若手を信頼して、年齢や立場に関係なく意見を取り入れてくれて、大きな仕事を任せてくれる環境も、Colorful Paletteの大きな特徴かなと思います。
ーColorful PaletteのUIチームで働くためにはどんなスキルやマインドが求められますか？
Yさん：UI制作は他セクションと関わることが多いので、セクション間のコミュニケーションが発生します。年齢、ポジション、職種等に囚われず、プロダクトのために意見を言えたり、困ったときにはすぐ相談ができるフットワークの軽さがある方にフィットする環境だと思います。また、ゲームを遊んでくれるユーザーさんの想像を超えるものをつくりたい、喜ばせたいという思いを持っている方は、きっとやりがいを感じられる環境かと思います。ワクワクしながらものづくりが出来る方と、一緒にゲームづくりができると嬉しいです。
Iさん：Colorful PaletteのUIチームはシナリオやキャラクター、世界観の意図を汲み取ってグラフィックに落とし込むことを重要視しています。ですので、伝えたいメッセージと遊び心をグラフィックに落とし込む力が求められます。また、Colorful Paletteのゲームでは幅広いユーザーさんがいるため、機能ごとにメインターゲットが異なります。そのため、ユーザーさん目線に立ち、それぞれのターゲットに沿ったよりよい体験を考えることができる方と一緒に働けると嬉しいです！
以上、Colorful PaletteのUIチームの仕事についてご紹介しました。
【おしごとパレット】では、今後もColorful Paletteの仕事を紹介していきます。
引き続きColorful Paletteをどうぞ宜しくお願い致します。
