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プロセカ制作の裏側をキリトリ! カラパレが大切にしている価値観 「意見をぶつけ合う」とは?

こんにちは!カラパレ広報ライターのおつぼです!
Colorful Paletteでは、最高の作品づくりを続けていくために、大切にしている価値観があります。

今回はそのうちの1つ
意見をぶつけ合う」ことについてお届けしたいと思います。


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なぜ「意見をぶつけ合うこと」を大切にしているのか?


”ユーザーの皆さんに喜んでもらえるものを届けたい”
そのためにColorful Paletteは全員でプロジェクトに関わり合い、意見をぶつけ合うことを大切にしています。

では、意見をぶつけ合うことがなぜ大切なのか。

Colorful Paletteの代表であり、プロセカのプロデューサーでもある近藤は、こう話しています。

我々はファンでいてくれる皆さんに
”どうしたら喜んでもらえるか、楽しんでもらえるか”を追求し続ける必要がある。

ものづくりに正解はなく、迷ってしまうもの。
議論することでアイデアや作品が洗練されていく。

このような考えから、Colorful Paletteでは「意見をぶつけ合う」ために様々なことに取り組んでいます。

本日はその中から、いくつかを具体的にご紹介します!

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みんなでテストプレイを行う「全体おさわり会」


ユーザーの皆さんに新しい機能をお届けする前に、できるだけ多くのメンバーが実際にアプリをさわってチェックするという取り組みです!
「全体プレイ会」「テストプレイ会」と呼ばれることも多いです。

おおまかな流れは以下の通りです。

① 担当セクションから全体おさわり会についてアナウンスされる
② 検証用アプリをつかって、新しい機能部分や変更箇所をメインにさわってみる
③ 意見や不具合を「フィードバック収集シート」に書き込む→ブラッシュアップへ

プロセカにすでに実装されている「チアフルイベント」や「カスタムプロフィール」などもこの全体おさわり会を何度も実施し、ブラッシュアップを繰り返し、実装されたものです。

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どんな風にチェックしているのか?


おさわり会は、ユーザーの皆さんに遊んでいただいているアプリとは別のテスト用のアプリを用いて行われています。

「想定と違う動きをするシーンがないか」「特定の端末や環境によって生じるバグがないか」「プレイしづらいと感じる点がないか」といった点をチェックしています。

実際にさわってみて、気づいたことはどんどん「フィードバック収集シート」に記載していきます!

改善点だけでなく、「こうしたらもっと良くなるだろうというアイデア」や「良いと感じる箇所はどこか」といった意見も書き込みます。

「この仕様はイマイチ…」と感じたことにプラスして、改善案や代替案を提案することで、より良いものをつくるための可能性を広げたり
ブラッシュアップを繰り返す中で良いポイントが取り外されてしまわないようにポジティブなフィードバックをすることも大切にしています。

フィードバックの数は50〜100件程が平均ですが、ときには300を超えるフィードバックが集まることもあります。


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みんなでシナリオを読み込む、シナリオレビュー会


おさわり会と同様に、新しいイベントストーリーをユーザーの皆さんにお届けする前にできるだけ多くのメンバーで実際に読んでチェックするシナリオレビュー会という取り組みがあります。

おおまかな流れは、おさわり会と似ています。

① シナリオチームからレビュー依頼内容についてアナウンスされる
② シナリオが書かれたシートを開き、本文を読み込む
③ 意見や不具合を「フィードバック収集シート」に書き込む→ブラッシュアップへ

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どんな風にチェックしているのか?


「キャラクターの言い回しや行動に一貫性があるか」「解釈の不一致が生じる可能性はないか」「全体を通して良い仕上がりになっているか」といったことに気をつけて、それぞれシナリオを読み込んでいきます。

社内でも熱量の高いプロセカファンのメンバーや、各ユニットやキャラクターを全力で推しているメンバーは、特に真剣にレビューを行っている姿がよく見られます。

VOCALOIDやプロセカを好きでいてくださってるファンの皆さんと同じ目線でシナリオを読み、なにを感じるか。良いことも悪いことも、率直に伝えています。

何人ものメンバーが長文のフィードバックをしたり、レビュー中、シナリオに感動して泣いてしまうメンバーもいます。

(誇張表現ではなく、本当にデスクで泣く姿が見られます…)


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”譜面レビュー会”や”イラスト意見アンケート”も


その他にも、新しい楽曲のリズムゲームについてみんなでテストプレイをしたり、イベントイラストの衣装や髪型についてメンバーの意見を収集することがあります。

ここから更にクオリティをアップすることはできないか」といった意見を、熱量高く交わす場になっています。


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3つの”大切にしていること”


Colorful Paletteが積極的に行っているこれらの取り組みを行うにあたり、大切にしていることは3つです。

①全員が参加対象

おさわり会やレビュー会は、開発に関わるメンバーのみに限定せず、全セクションのメンバーが参加対象です。

ゲーム制作現場では、開発に関わるメンバーやそれに近しいメンバーのみが関与して開発されることが多いです。
しかし、Colorful Paletteでは所属しているセクションや担当している案件に限らず、多くのメンバーが作品に関わり「意見をぶつけ合う」ことを大切にしています。

②量と質

大切なのは、ユーザーの皆さんに喜んでもらえるものをつくることだと考えています。
開発や運営目線だけで物事を考えるのではなく、 いちユーザーとしての視点を大切にしています。
言いづらいことをぼかして伝えることはなく、意見や感想を率直に伝えることを大切にしています。

③熱量

必然的に改善点や修正点が多くなることもありますが、ひとつひとつのフィードバックを大切に取り扱い、向き合っています。

改めてブラッシュアップしたのち、再びおさわり会やレビュー会を実施することも多く、良いものができるまで、妥協せず何度でもブラッシュアップを繰り返すことを大切にしています。


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コネクトライブも鋭意開発中!


直近では、コネクトライブ全体おさわり会も行われています!

コネクトライブは、キャラクターがコールやメッセージにリアルタイムで反応する、特別なライブです。

これまで他で見たことがないような新サービスのため、一から企画・開発をするにあたり、どうしたら最高のライブに仕上げることができるかが大きな課題であり、鋭意開発中です!

社内ではすでに何度も全体おさわり会が行われています。
多くのメンバーが関わり、演出やMCなどひとつひとつ本当に細かく意見を出し合っています。
コネクトライブチームはそのフィードバックひとつひとつに真摯に向き合い、着実にブラッシュアップを重ね、品質を高めながら進めています。

楽しみに待ってくださっているユーザーの皆さんに、本当に喜んでいただけるものをお届けできるよう、担当セクションはもちろん、社内一丸となって意見をぶつけ合いながら丁寧にブラッシュアップに励んでいます!
引き続き楽しみにお待ちいただけると嬉しいです…!


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以上、今回はColorful Paletteが大切にしている価値観のひとつをご紹介させていただきました。

迷いながらも正解を模索し続け、妥協せず、意見をぶつけ合うことは、時に苦しい道のりになることもあります。

しかし、それを乗り越えたものだからこそ、ユーザーの方々が楽しんでプレイしてくださる姿を目にしたときには、プロジェクトメンバー一同、本当に嬉しく感じています。

これからも、初音ミクさんをはじめバーチャル・シンガーたちや、プロセカという作品を応援してくださっている皆さまに喜んでいただけるよう、Colorful Paletteは日々奮闘してまいります!


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