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ゲームクリエイターになるために心がけていること


はじめに

この記事は Colorful Palette アドベントカレンダー 12/5 の記事です。
こんにちは、株式会社Colorful Paletteでサーバサイドエンジニアをしているあおいです。
今回は「ゲームクリエイターになるために心がけていること」というテーマで書かせていただきます。
ゲームクリエイターとしてはまだまだひよっこな私ですが、普段どんなことを心がけているのか、どんなことをすると良いと思っているのか紹介していきたいと思います!

心がけていること

私が普段心がけていることは二つあります。

  • たくさんのアンテナをはること

  • コンテンツを分析すること

それぞれ職種関係なくとても役に立ってくれているものだと思うので一つずつ紹介していきます。

たくさんのアンテナをはる

これは簡単にいうと様々なものに興味を持とう!ということです。
ゲーム、アニメ、漫画、映画などのエンタメコンテンツからファッション、スポーツ、流行りのもの…なんでもいいです。興味の幅は広ければ広いほど良いと思っています。
最近リリースされたゲームや人気なゲームは一旦触ってみる。流行っているアニメを1話だけでいいから見てみる。スポーツ興味なかったけどオリンピックだけ見てみようかな、なんて低いハードルからで全く問題ないです!
そこからさらに興味を持って、詳しくなれるものができるかもしれないですしとにかくたくさん引き出しを持っておくことが重要だと思います。

私はとりあえず話題になっている漫画を読んでみたり、覇権アニメをちょっと見てみたり、服を買いに行った時に流行りに注目してみたり、Xで最新情報を発信しているアカウントをフォローしていたり…本当にそんな程度ですが直接的ではなくても結構身になっていることが多いなと感じています。

なぜ重要なのか

ゲームクリエイターは常にアウトプットをします。新しいゲーム、新しい機能、新しいイベント、新しいキャラクター。常に新しいもの、面白いものを求められます。
そんなときに、たくさんのことに興味を持って、幅広い知識を持っているとアウトプットの数や質が大きく変わります。職種に関係なくいろんな意見が出せる人材は重宝されますし、コンテンツをより良くするために深く関わっていくこともできます。
特にColorful Paletteではシナリオを社内のメンバーで事前にレビューする「シナリオレビュー」という文化があったり、イラストチームが描きたい描写に詳しいメンバーに意見を求めることもあるので、自身の身につけた知識を活かす場が特に多いです。
チャットで意見が活発に交換されていたり、意見が募られているのをよく目にします。
職種によって、本来自分が関わることのなかった範囲に自分の知識や意見が反映されることはとても嬉しいですし、達成感もひとしおです!

今はどんなものが流行っているのか、面白いと思われているのか、それを知っているだけでも経験上、いろんな意見を出す元になったり、一緒に働く仲間とのコミュニケーションがうまくいったり、働き方にも幅が出てくると思います。

社会人になると時間が取れずなかなか難しい部分もあると思いますが、ぜひ今まで興味なかった分野や、最近チェックしきれていなかった好きなジャンルなどいろんなところにアンテナをはってみて下さい!

コンテンツを分析すること

さっきはたくさんのものに興味を持ってたくさんのものに触れてみよう!という話をさせてもらいましたが、次は一歩踏み込んでコンテンツを分析することについてです。
もちろん、いろんなコンテンツに触れるだけでも十分役に立つものですが、時間を使って新しいものを摂取したのに感想がただ「面白かった」「楽しかった」では少しもったいないかなと思っています。
私が普段心がけていることとしては、「楽しかった」「面白かった」から一歩踏み込んで「どこを面白いと思ったのか」ということをまず考えるようにしています。

「シナリオが面白かった」のであればまたさらに一歩踏み込んで「どの部分が特に面白いと感じたのか」「なぜ面白いと感じたのか」ということを考えています。本当は紙に書いてまとめたりした方がより良いとは思うのですがズボラで面倒くさがりなのでやってません。その程度でも良いので考える癖をつけることが大切です。
また、流行りのコンテンツを触れてみたけど自分にはあまり刺さらなかった、そんな時は「なぜ自分には刺さらなかったのか」「流行っている理由はどうしてなのか」などを考えています。

特に面白いと感じたものやシステムについてはさらにさらに一歩踏み込んで「より面白くするには自分ならどうするか」「そのシステムはどうやったら実装できそうか」なんてことを考えたりもします。
ここまでくるとちょっと仕事に役立ちそうな感じしますよね。
直接的には役に立たなかったとしても、そのように考える癖をつけていくと新機能や新イベントのMTGで意見を出しやすかったり、実装イメージも湧きやすくなります。

経験上、ゲーム会社入ってからだけではなく、就活にも役に立つ考え方だと思うのでゲーム業界に興味ある人は職種関係なくぜひやってみて下さい。
好きなコンテンツに対して「なんで好きなの?」「どこが好きなの?」「どうしたらもっと面白くなると思う?」と聞かれても堂々と答えられるようになります。私は全く考えてなかった新卒の頃に失敗してから意識して考える癖をつけ始めました。
実際聞かれることがなくても自己分析にもなりますし、分析の癖自体がつくので自信持って意見が言えるようになります!

おわりに

今回は「ゲームクリエイターになるために心がけていること」ということで私が普段心がけていることや、実践してることについて書かせていただきました。
これを実践したからといってクリエイターになることができる!というものではありませんが、経験上無駄になることはなかったです。
簡単に実践できる内容も多いと思うのでちょっとでも心に留めてもらえたらとても嬉しいです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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